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お葬式に赤ちゃんを連れて参列する際のマナー

2017年07月16日
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小さな赤ちゃんをお持ちのパパ・ママにとって、突然の知人や身内の不幸があった際に葬儀に子供を連れて行って良いものか悩むこともあるかと思います。突然赤ちゃんが泣き出したり、おむつ替えや授乳で席を立たなくてはならないことが頻繁に出てくるため、周囲の迷惑にならないか考えてしまうでしょう。

基本的には親族以外のお葬式には赤ちゃんを連れて行かず、他の家族に預ける等して参列した方が無難です。あるいは、予め喪主に相談してみても良いかもしれません。親族の葬儀や、知人でも連れて行って良い・あるいは連れて行かざるを得ない場合、赤ちゃんの服装にマナーはあるのでしょうか。

結論から言うと、ベビー服の喪服というものはありません。黒を基調として白・グレー等モノトーンの落ち着いた色の服を選べば問題ありません。ただし、色がモノトーンでも派手な柄やキャラクターもののTシャツ等、カジュアル過ぎる印象のものは避けた方が良いでしょう。

靴や靴下も、出来ればモノトーン等の濃く地味な色合い、無難なものを用意しておいた方が安心です。また、授乳中のママも喪服を着て行くのに困るかと思います。通常の喪服は後ろにファスナーが付いているものが多く、すみやかに授乳するには脱ぎにくいからです。

前にファスナーが付いているものや、ボタンで留めるタイプの喪服が便利です。難しい場合は、授乳ケープ等のグッズに頼っても良いでしょう。また、ベビーグッズを入れるマザーズバッグに関しても、可愛い柄や明るい色のものが大半ですので持って行くには気が引けます。その場合は、落ち着いた色味やデザインのエコバッグや旅行用かばんのようなものを使うようにしましょう。だだし、ベビーカーや抱っこ紐のようにいくつも買うわけではなく、代わりになるようなものがないアイテムが派手な色の場合は、お葬式で使用しても構いません。子育ては大変です。その大変な時期にわざわざ時間を作って葬儀に参列してくれるのだから、喪主からすればありがたいはずです。故人を送る気持ちが一番大切なので、あまりマナーに神経質にならずに気持ちを込めて赤ちゃんと一緒に参列出来ると良いですね。


 

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